インプラント治療について
インプラントは歯科医療の20世紀最大の発明と言われるほどの治療法で、顎の骨の中にチタンでできた人工の歯根を埋めこみ、それを土台として歯冠をかぶせる治療法です。自分の歯を失ってしまい噛めない、入れ歯が合わない・煩わしいなどの方に対し、インプラント(人工歯根を植える)治療を積極的に取り入れています。
顎の骨の中に直接結合しているため、天然の歯とほとんど変わらない感覚で物を噛んだり、会話を楽しむことができ、見た目にも綺麗です。
また、入れ歯やブリッジなどの治療法と違い、残っている歯に余計な負担がかからないため、御自身の残りの歯を長くもたせることが出来ます。
当院では1994年よりインプラト治療を実施しており、良好な治療経過を得ています。
目次
インプラントの特徴
インプラントに使われるチタンは、アレルギーも少なく、かみ合わせに耐えられる強度があります。チタンと骨が結合するのでしっかりと固定することができ、治療後は違和感がないため、天然の歯と変わらないかみ合わせを実現できます。
また、残っている他の歯を削ったり、装置をつけたりすることもありません。他の歯に負担をかけずに治療ができるのです。
メリット
・白く美しく目立たない
・違和感がなく自分の歯と同じように噛める
・健康な歯を削らななくてよい
・長持ちしやすい
デメリット
・高額(医療費控除を受けられます)
・期間がかかる(3~6ヶ月)
・処置できる適応が限られる
他の治療法との違い
ブリッジ
メリット
・保険適用で治療費を抑えられる
・天然の歯に近い使用感で、違和感が少ない
デメリット
・健康な歯を削る必要がある
・削った歯がむし歯や歯周病になるリスクが高まる
部分入れ歯
メリット
・保険適用で治療費が抑えられる
・条件が厳しくなく、多くの場合で治療が可能
デメリット
・固定のばねが目立ち、見た目が悪い
・装着に違和感があることが多い
インプラント治療の注意点
インプラント治療は外科手術であるため、治療を受けるには全身の健康状態が良好である必要があります。また、治療期間は長く、保険適用外のため治療費は高額になりがちです。
治療の条件は、治療予定の場所に骨がしっかりとあることです。骨が足りないとインプラントを埋め込むことができないためです。骨が足りない場合は、骨移植手術を受ける必要があります。
治療後についても、毎日のケアが不十分であったり、定期的なメンテナンスを受けていないことで、インプラント周囲炎になる恐れがあります。インプラント周囲炎は、自然に治ることはないため、歯科医院で適切な処置を受けることが必要です。炎症が進行している場合は、インプラントを摘出する必要があったり、インプラントが突然抜け落ちてしまうことがあります。
インプラント治療によってこれらのような問題が起きないよう、正確な診断と定期的なメンテナンスが必要です。
料金
こちらのページに記載されております。